FIFAワールドカップ2010南アフリカ大会はスペインの初優勝で幕を閉じました。
これまで、奇麗なサッカーは通用しないという事が言われてきました。高さ、パワー、スピードやテクニックが勝るチームが強い、例えるならば、ドイツやブラジルには勝てないというのが、この近年でのサッカーだったかと思います。
しかし、今大会では、トータルフットを提唱したオランダ、華麗なパスサッカーのスペインが決勝で顔を合わせました。近年クラブでもバルセロナが好成績を残しているのも含め、サッカーの新時代を感じさせるような大会だったのではないでしょうか。
日本代表はグループリーグ3敗という予想を切り裂き、見事ベスト16という結果を残しました。しかし、日本代表が帰国してからというもの、メディアの反応を見ても、ちやほやしすぎのような気がします。
他国では、優勝できなかった、つまり、負けて帰ってきた代表には酷評の嵐です。特に、期待されていた選手については、無得点だっただの、敗戦の起因だの、厳しい言葉が浴びせられているようです。
日本代表ははっきりとベスト4が目標だと明言していました。優勝を口にする選手もいました。少なくともそのラインは達成できなかった。パラグアイ戦についても、PK戦での負けではありましたが、それは得点できなかった結果です。サッカーは完封するだけでは勝てません。得点しなければ勝利はつかめません。試合前に得点を約束した選手たちは、それを達成できなかった。
「よくがんばった」「感動をありがとう」もいいですけど。世界レベルに達していないのは、選手だけではなく、メディアやサポーターも成長が必要なんじゃないかと思いました。
ただ、日本は大きな大一歩を踏み出したことは間違いないでしょう。世界との差を埋めるために、大会終了後、多くの日本人選手が海外へと移籍します。1年後の国際試合が楽しみです。
